★★★★★★★
監督:ディーン・パリソット/2001
この映画もアタリ。
人に勧められてDVDで観ました。こりゃ面白い。
ティム・アレン、シガニー・ウィーパーなど役者も良いし、
なにより脚本が素晴らしい。
良ーく考えると、
往年の人気TVドラマ『ギャラクシー・クエスト』を演じていた役者が、
それを観ていた劇中の現実の宇宙人と戦い、
手助けしてくれるのがTVドラマを現実だと思ってるオタクで、
劇中でTVドラマ『ギャラクシー・クエスト』が映画化され、
それを観ているのが現実の私たちなのかも……、
などと…、
虚構と現実が上手くループしていてよく分からなくなる(笑)。
前半の色んなことが後半の伏線になっていて、
いや、実に見事です。
「トカゲ頭にかけて…」は泣けますね。
あと、サリスに脅されてマセザーに自分たちは役者なんだ、
というシーンが何やら切なかった。
よーく出来た脚本です。
あと、DVD特典の未放映シーンも爆笑でした。
なぜ、シガニーの胸元が急に開くのかが分かります(笑)。
話はそれますが、今日び映画やドラマ観ててですね、
本当に下らん粗雑な脚本が多いですよ…。
ツギハギだらけ、伏線なし、突拍子もない展開、
整合性のない世界観、
理解しがたい登場人物の心理描写、etc、etc…。
売れてる役者、芸人、タレントたちを適当に使って、
(芸やtalentがほんとに備わってるのかね…)
売れてる歌手使って、
代理店だかテレビ局だかで宣伝バンバンうって、
フタを開ければ中身なし。みたいなさ。
実に詰まらない。
その点、この映画はよく出来てました。
日本ではそんなにメジャーな作品ではないだろうけど、
実に面白かった。
こういうのってB級って言われちゃうんだろうけど…。
いい役者といい脚本、いいスタッフでいい作品が出来、
楽しく観客が観たらそれでいいじゃないか。
そもそも、じゃあ、A級って何なのさ?
真面目な深刻な話、小難しい話、
お涙ちょうだいな話、そんなのだけが名作か?
涙とるのなんて素人だって作れる。
笑わせる方がずっとずっと難しく、
たぶん(少なくとも私にとっては)ずっと価値がある。
脚本の他には、キャストがツボでした。超好み。
シガニーは、言わずと知れた女優さんですが、
お色気担当というコミカルなキャラを演じてました。
(今や妙齢なのにお色気…というのがいい。)
なんと出演当時50歳!ですのよー!すごいわ!!
アラン・リックマン、格好いいですねえ。声もいい。
いかにも英国紳士。元デザイナーの王立演劇学校出。
…なのにトカゲ頭かー(笑)。
『ロビン・フット』やハリポタなんかに出てます。
ミッシー・パイル、好きだなあ。
あの怪しい笑顔!強烈ー!!
ティム・バートンの映画での印象が強いですが、
この映画に出てから注目されたらしい。
あんなイカガワシイ?意味深な?コワイ?笑顔ってないよなあ。
大好きな女優さんです。
マセザー役のエンリコ・コラントーニも好きです。
ちょっと詳しくは知らないのですが…。
やはり意味深な笑顔が素敵でした。
ほんと、この映画は掛け値なしに面白い。
スタートレック観てないけど面白かった。
オススメです。
2007年11月07日
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