★★★★★★☆
著:ロジャー・リー マクブライド/訳:こだまともこ・渡辺南都子/講談社(1996)
このシリーズを通して、このオウザークの地域性?というか、土着性みたいなものを感じるんですが。
今巻はそういうにおいが強かったなあ…。
ま、言葉遣いのせいかもしれないけど。
クリスマスもシバリーも、エフィーの迷信深さも、
なんていうか…アメリカじゃないみたい。
うまくいえないけど、なんだろうなあ、この粘っこさは?
反面、町はドゥスメットより随分都会に見えるんだけどねー。
ドゥスメットのサラッとした感じではなく、
どろっとした人間関係?みたいな?
例えば、ドゥスメットの町に住んでても吹雪がくれば一軒一軒が孤立するのに対して、
ここでは垣根越しにお隣さんがいたり、
うわさ話が聞こえてきたり。
うーん、うまくいえないけど。
その土着性にも通じるんだろうけど、
すごく、都会と田舎の差が際立ってるかんじ。
それはつまりローズのコンプレックスなのかもしれないけどねー。
この巻では通販のカタログが出てくるのもびっくり。
どんどん都会に…というか、近代化されていくなあ。
穿った見方をすると、
この19世紀末あたりから出てきた
近代の弊害みたいなものの萌芽がいろいろ見えちゃって、
ちょっと微妙な気分になるけど。
市場経済が入り込んできているなーとしみじみ。
現代はそれで成り立ってるから、否定はしないけどね。
通販カタログって、たしかに願いが叶う本、なのかも。
でもローラのいうように、私たちは足るを知らなくてはね。
耳が痛いや…。
とかいってる間に!
またきたよ!やっぱりきたよ、天災が…。
竜巻に火事に…、忙しいなあ、もう。
なんでこう、一筋縄ではいかないのかねえ…。
2008年03月29日
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