★★★★☆☆☆
吉田 篤弘/小学館(2005)
『針がとぶ』がよかったので、どうかなと。
装丁、相変わらず素敵です。
シンプルだけど、あったかいかんじで。
基本的には短編集だけど、
それが断続的につながっていく…という形態も好きです。
村上春樹は同じテーマやモチーフを何度も何度も繰り返す、
と友達に言われたのですが、
この吉田篤弘もそうかもな。
(それは別に悪いことじゃないですよ。
村上春樹好きだし!)
同じような心持ち、同じようなモノ、同じような空気。
この本のテーマも、ほかの吉田さんの本と限りなく似ている感じ。
うまく言えないけど、
あったかい、にじんだような、清潔な、
素朴な、切ないような、
もうなくなったものの気配をずっと感じているような。
でも、個人的には『針がとぶ』の方が好きかなー。
ちょっと甘ったるすぎたかなと。
『クラウド・コレクター』なんかと通ずるけど、
こう…キレイすぎるというか、うん…私には甘すぎる。
ということで、再読はないなあ。
こういう、いくつも連鎖した短編を集めた物語集、
という点では、
ミヒャエル・エンデの『鏡の中の鏡』が秀逸です。
あれくらいの毒なり苦々しさが吉田さんにもあったらなあ…、
と個人的には思いました。
かわいらしい本でした。
2008年04月10日
2008年03月31日
ロッキーリッジの新しい夜明け(新大草原の小さな家6)
★★★★★☆☆
著:ロジャー・リー マクブライド/訳:こだまともこ・渡辺南都子/講談社(1998)
ローズが…やはり好きになれない…。
オールドミス(今日日聞かんなー)のゴシップや、
町のキレイなお友達のエルサ…。
ローズの、オンナノコ!みたいな感じがねえ。
学校が詰まんないって飛び出しちゃうとことか。
頭良いけど高慢、
しかも色恋沙汰にうつつを抜かすなんて…。
もっと他にやることあるだろうに。
ちょっとなあー。
若いから、色恋沙汰に興味津々なのも、
おしゃれが気になるのも、
田舎の子だって引け目を感じるのもわかるけど。
わかるけど…。
ちょっとなああーーー。
一方で、アカデミーにいったブランチが大人になってたけど。
ま、ローズはさておき。
ついにこの巻で、ローラの父さん、チャールズが亡くなります。
あの今際の言葉はちょっとあざとい。
……まあ、泣きましたけど。
(あれはいつぞやのクリスマスの台詞ですね!)
イライザ・ジェーンもやってきた!
E・Jってのは…ちょっとどうかと思いますが。
んーー…、やっぱこの人も…好きになれないんだよなあ。
そして、ローズがイライザ・ジェーンと家を出て高校に行く、
というところで、この巻は終わり。
続きの2冊は、邦訳されていません…orz
全6巻って書いてるし、もう続きを訳す気はないんだろうな。
まあ、とにかく、とりあえずはこのシリーズ読了。
全体を通して、やっぱ時代の違い、書いた人の違いをひしひしと感じました。
小さな家シリーズが好きなら、一度は読むと良いと思います。
が、悲しいことにこのシリーズはの邦訳は絶版で、
いまや中古にプレミアがついてます。
英語のペーパーバックは普通にアマゾンから買えますが。
(基本的に小学校高学年〜中学生向けなので、
英語もそんなに難しくなさそう)
全編面白いのですが、
ローラの小さな家シリーズを念頭に置いて読むと、
なんか違うなーという感じはやっぱり否めません。
別物だと思って読んだ方が良かったのかもなあ。
あと、ローラとローズにはやっぱ確執があったんだろうなあと。
この母娘関係の本ってありましたよね、確か。読んでないけど。
他の資料も読むにつけ、
葛藤というか、関係が難しい感じを受けます。
まあ、母親と娘ってそういうものかもしれないけどねえ。
さて、この続き。
ペーパーバックを買うかなあ…。
話としては気になるのですが、
ローズとイライザ・ジェーンがあまり好きではない…。
うーん。
微妙だ…。
著:ロジャー・リー マクブライド/訳:こだまともこ・渡辺南都子/講談社(1998)
ローズが…やはり好きになれない…。
オールドミス(今日日聞かんなー)のゴシップや、
町のキレイなお友達のエルサ…。
ローズの、オンナノコ!みたいな感じがねえ。
学校が詰まんないって飛び出しちゃうとことか。
頭良いけど高慢、
しかも色恋沙汰にうつつを抜かすなんて…。
もっと他にやることあるだろうに。
ちょっとなあー。
若いから、色恋沙汰に興味津々なのも、
おしゃれが気になるのも、
田舎の子だって引け目を感じるのもわかるけど。
わかるけど…。
ちょっとなああーーー。
一方で、アカデミーにいったブランチが大人になってたけど。
ま、ローズはさておき。
ついにこの巻で、ローラの父さん、チャールズが亡くなります。
あの今際の言葉はちょっとあざとい。
……まあ、泣きましたけど。
(あれはいつぞやのクリスマスの台詞ですね!)
イライザ・ジェーンもやってきた!
E・Jってのは…ちょっとどうかと思いますが。
んーー…、やっぱこの人も…好きになれないんだよなあ。
そして、ローズがイライザ・ジェーンと家を出て高校に行く、
というところで、この巻は終わり。
続きの2冊は、邦訳されていません…orz
全6巻って書いてるし、もう続きを訳す気はないんだろうな。
まあ、とにかく、とりあえずはこのシリーズ読了。
全体を通して、やっぱ時代の違い、書いた人の違いをひしひしと感じました。
小さな家シリーズが好きなら、一度は読むと良いと思います。
が、悲しいことにこのシリーズはの邦訳は絶版で、
いまや中古にプレミアがついてます。
英語のペーパーバックは普通にアマゾンから買えますが。
(基本的に小学校高学年〜中学生向けなので、
英語もそんなに難しくなさそう)
全編面白いのですが、
ローラの小さな家シリーズを念頭に置いて読むと、
なんか違うなーという感じはやっぱり否めません。
別物だと思って読んだ方が良かったのかもなあ。
あと、ローラとローズにはやっぱ確執があったんだろうなあと。
この母娘関係の本ってありましたよね、確か。読んでないけど。
他の資料も読むにつけ、
葛藤というか、関係が難しい感じを受けます。
まあ、母親と娘ってそういうものかもしれないけどねえ。
さて、この続き。
ペーパーバックを買うかなあ…。
話としては気になるのですが、
ローズとイライザ・ジェーンがあまり好きではない…。
うーん。
微妙だ…。
2008年03月30日
オウザークの小さな町(新大草原の小さな家5)
★★★★☆☆☆
著:ロジャー・リー マクブライド/訳:谷口由美子/講談社(1997)
なんていうか……、都会ってしんどいなあ。
うむー。
着飾っていかなきゃいけない教会も、
町の友達も、戦争も。
ローズ…ませてるしなあ…。
うーん。おもしろいんだけどさ。
読むけどさ。
あんまりローズって好きになれないかもなあ…。
と、だんだん巻を追うごとに思うのだった…。
ちょっと残念かも。
著:ロジャー・リー マクブライド/訳:谷口由美子/講談社(1997)
なんていうか……、都会ってしんどいなあ。
うむー。
着飾っていかなきゃいけない教会も、
町の友達も、戦争も。
ローズ…ませてるしなあ…。
うーん。おもしろいんだけどさ。
読むけどさ。
あんまりローズって好きになれないかもなあ…。
と、だんだん巻を追うごとに思うのだった…。
ちょっと残念かも。
2008年03月29日
丘のむこうの小さな町へ(新大草原の小さな家4)
★★★★★★☆
著:ロジャー・リー マクブライド/訳:こだまともこ・渡辺南都子/講談社(1996)
このシリーズを通して、このオウザークの地域性?というか、土着性みたいなものを感じるんですが。
今巻はそういうにおいが強かったなあ…。
ま、言葉遣いのせいかもしれないけど。
クリスマスもシバリーも、エフィーの迷信深さも、
なんていうか…アメリカじゃないみたい。
うまくいえないけど、なんだろうなあ、この粘っこさは?
反面、町はドゥスメットより随分都会に見えるんだけどねー。
ドゥスメットのサラッとした感じではなく、
どろっとした人間関係?みたいな?
例えば、ドゥスメットの町に住んでても吹雪がくれば一軒一軒が孤立するのに対して、
ここでは垣根越しにお隣さんがいたり、
うわさ話が聞こえてきたり。
うーん、うまくいえないけど。
その土着性にも通じるんだろうけど、
すごく、都会と田舎の差が際立ってるかんじ。
それはつまりローズのコンプレックスなのかもしれないけどねー。
この巻では通販のカタログが出てくるのもびっくり。
どんどん都会に…というか、近代化されていくなあ。
穿った見方をすると、
この19世紀末あたりから出てきた
近代の弊害みたいなものの萌芽がいろいろ見えちゃって、
ちょっと微妙な気分になるけど。
市場経済が入り込んできているなーとしみじみ。
現代はそれで成り立ってるから、否定はしないけどね。
通販カタログって、たしかに願いが叶う本、なのかも。
でもローラのいうように、私たちは足るを知らなくてはね。
耳が痛いや…。
とかいってる間に!
またきたよ!やっぱりきたよ、天災が…。
竜巻に火事に…、忙しいなあ、もう。
なんでこう、一筋縄ではいかないのかねえ…。
著:ロジャー・リー マクブライド/訳:こだまともこ・渡辺南都子/講談社(1996)
このシリーズを通して、このオウザークの地域性?というか、土着性みたいなものを感じるんですが。
今巻はそういうにおいが強かったなあ…。
ま、言葉遣いのせいかもしれないけど。
クリスマスもシバリーも、エフィーの迷信深さも、
なんていうか…アメリカじゃないみたい。
うまくいえないけど、なんだろうなあ、この粘っこさは?
反面、町はドゥスメットより随分都会に見えるんだけどねー。
ドゥスメットのサラッとした感じではなく、
どろっとした人間関係?みたいな?
例えば、ドゥスメットの町に住んでても吹雪がくれば一軒一軒が孤立するのに対して、
ここでは垣根越しにお隣さんがいたり、
うわさ話が聞こえてきたり。
うーん、うまくいえないけど。
その土着性にも通じるんだろうけど、
すごく、都会と田舎の差が際立ってるかんじ。
それはつまりローズのコンプレックスなのかもしれないけどねー。
この巻では通販のカタログが出てくるのもびっくり。
どんどん都会に…というか、近代化されていくなあ。
穿った見方をすると、
この19世紀末あたりから出てきた
近代の弊害みたいなものの萌芽がいろいろ見えちゃって、
ちょっと微妙な気分になるけど。
市場経済が入り込んできているなーとしみじみ。
現代はそれで成り立ってるから、否定はしないけどね。
通販カタログって、たしかに願いが叶う本、なのかも。
でもローラのいうように、私たちは足るを知らなくてはね。
耳が痛いや…。
とかいってる間に!
またきたよ!やっぱりきたよ、天災が…。
竜巻に火事に…、忙しいなあ、もう。
なんでこう、一筋縄ではいかないのかねえ…。
2008年03月25日
大きな赤いリンゴの地(新大草原の小さな家3)
★★★★★★☆
著:ロジャー・リー マクブライド/訳:谷口 由美子/講談社(1995)
第3巻です。
この巻のハイライトはやっぱクリスマスでしょうか。
スワイニー…、よかったねえ。
でもあれだな。
時代のせいなのか、やっぱり随分と豊かになってるなあ。
町が、ひいては生活全体にモノが増えた感じ。
そんなこんなで、
食べ物の描写に関しては、やっぱ小さな家シリーズに一票です。
貧乏だったけど、食べ物が輝いてました。
ただのキャンディーとか、
ちょっとしたケーキが本当に宝物みたいだったなあ。
ま、それでもワイルダー家は貧しめなんだけどね…。
あと、ローズがおませさんだ(笑)。
エイブとエフィーに焼きもちやいたり。
まあ…9歳くらい?ならあり得なくもないか。
著:ロジャー・リー マクブライド/訳:谷口 由美子/講談社(1995)
第3巻です。
この巻のハイライトはやっぱクリスマスでしょうか。
スワイニー…、よかったねえ。
でもあれだな。
時代のせいなのか、やっぱり随分と豊かになってるなあ。
町が、ひいては生活全体にモノが増えた感じ。
そんなこんなで、
食べ物の描写に関しては、やっぱ小さな家シリーズに一票です。
貧乏だったけど、食べ物が輝いてました。
ただのキャンディーとか、
ちょっとしたケーキが本当に宝物みたいだったなあ。
ま、それでもワイルダー家は貧しめなんだけどね…。
あと、ローズがおませさんだ(笑)。
エイブとエフィーに焼きもちやいたり。
まあ…9歳くらい?ならあり得なくもないか。
2008年03月24日
オウザークの小さな農場(新大草原の小さな家2)
★★★★★★☆
著:ロジャー・リー マクブライド/訳:こだま ともこ、渡辺 南都子 /講談社(1995)
さて、第2巻。
オウザークでの暮らしも落ち着き、ローズは学校へ行くことに。
ドゥスメットとかに慣れてる(?)せいか、
学校がでかい!と(ローズじゃなくて)私がびっくり。
オウザークの学校は何階建て?何クラス?
いままで一つの教室でみんなで…みたいな世界だったのに、
急に都会になったみたい。
オウザークって大きな町だったんですねえ…。しみじみ。
さて、ローズはいまいち学校になじめないのですが、
あいかわらずこの家の子は頭が良い!
小さな家シリーズでもあったけど、
綴り字競争、楽しそうです。
もちろん?ローズが優勝で。
こういう、本や知的なものに対する興味…というか姿勢?は好きです。
目がキラッキラしてる感じ。
自分が本好きだからかもしれないけど、
うん…、勉強って、楽しいですよね。
しかし、この時代の一人っ子って、確かに寂しいだろうなあ。
ローラもメアリーたちがいたからこそ、ってかんじだし。
家のお手伝いも大変そう。
暮らし自体はあんまりローラの子供時代とかわんないのに、
ローズ一人で手伝うのはヘビーだわ…。
やってることは「お手伝い」なんてレベルじゃないもんね。
まだ7歳とか8歳だけど、一人分の労働力としてカウントされてる感じで。
まあ、でもそれが本来普通なのかな…?
今みたいに「子供」っていう概念でくくられた子供って、
なんか、気持ち悪いもんなあ。
何もかもが子供優先で、
子供のために稼いで子供に良い服着せて良い塾いかせて…。
ってのが悪いとはいわんけどね。
で、子供はもちろんものすごーく大事だけど。
保護も教育も諸々必要だけど。
子供はひとりの人間である。のだよ、たぶん。
親の所有物でもなければ、か弱い存在でもないというか。
…うーん…、うまくいえない…。
ま、あれだ。
健全に生きていきたいですね、子供も、大人も。ってことです。
えー、話は戻りますが、あれですね。
どんどん農園が様になっていく姿は、読んでいて嬉しいです。
でも、そのうち火事になったり日照りがきたり、
何かどんでん返しがあるんじゃないか…、と常に不安になるのは、
今までの話を読み過ぎですかねえ(笑)。
著:ロジャー・リー マクブライド/訳:こだま ともこ、渡辺 南都子 /講談社(1995)
さて、第2巻。
オウザークでの暮らしも落ち着き、ローズは学校へ行くことに。
ドゥスメットとかに慣れてる(?)せいか、
学校がでかい!と(ローズじゃなくて)私がびっくり。
オウザークの学校は何階建て?何クラス?
いままで一つの教室でみんなで…みたいな世界だったのに、
急に都会になったみたい。
オウザークって大きな町だったんですねえ…。しみじみ。
さて、ローズはいまいち学校になじめないのですが、
あいかわらずこの家の子は頭が良い!
小さな家シリーズでもあったけど、
綴り字競争、楽しそうです。
もちろん?ローズが優勝で。
こういう、本や知的なものに対する興味…というか姿勢?は好きです。
目がキラッキラしてる感じ。
自分が本好きだからかもしれないけど、
うん…、勉強って、楽しいですよね。
しかし、この時代の一人っ子って、確かに寂しいだろうなあ。
ローラもメアリーたちがいたからこそ、ってかんじだし。
家のお手伝いも大変そう。
暮らし自体はあんまりローラの子供時代とかわんないのに、
ローズ一人で手伝うのはヘビーだわ…。
やってることは「お手伝い」なんてレベルじゃないもんね。
まだ7歳とか8歳だけど、一人分の労働力としてカウントされてる感じで。
まあ、でもそれが本来普通なのかな…?
今みたいに「子供」っていう概念でくくられた子供って、
なんか、気持ち悪いもんなあ。
何もかもが子供優先で、
子供のために稼いで子供に良い服着せて良い塾いかせて…。
ってのが悪いとはいわんけどね。
で、子供はもちろんものすごーく大事だけど。
保護も教育も諸々必要だけど。
子供はひとりの人間である。のだよ、たぶん。
親の所有物でもなければ、か弱い存在でもないというか。
…うーん…、うまくいえない…。
ま、あれだ。
健全に生きていきたいですね、子供も、大人も。ってことです。
えー、話は戻りますが、あれですね。
どんどん農園が様になっていく姿は、読んでいて嬉しいです。
でも、そのうち火事になったり日照りがきたり、
何かどんでん返しがあるんじゃないか…、と常に不安になるのは、
今までの話を読み過ぎですかねえ(笑)。
2008年03月23日
ロッキーリッジの小さな家 (新大草原の小さな家 1)
★★★★★★☆
著:ロジャー・リー マクブライド/訳:谷口 由美子/講談社(1994)
久々に読書日記などをまとめて。
いつか読もうと思っていた小さな家シリーズ続編。
ローラが書いたのではなく、ローラの娘ローズのその息子さんが著者。
(正しくは養子ですけど…)
ローズが主人公で、ローラはお母さんとして登場。
もちろんお父さんはアルマンゾ。
いやあ…なんか新鮮だなあ。
ローズの話や当時の資料を基にしているとはいえ、
もちろん創作。
はじめは作り話かー…みたいな気分がやや拭えませんでしたが、
考えてみれば、まあ、ローラの書いた話だって、
100%ノンフィクションじゃない訳で。
ま、いいか。面白ければ。と思いましたよ。
今回の巻の内容は、主に『我が家への道』ですね。
ドゥスメットを出てから、オウザークへつくまでの旅です。
あらすじは頭に入ってましたが、
やっぱ、なんせ、登場人物がいちいち新鮮です。
な、慣れないー。
(読み終わる頃には慣れましたけど)
ドゥスメットを出る場面は、やっぱ泣いてしまう。
とうさんが…、バイオリンを渡すとことか(涙)。
ローラはやっぱお父さんっ子だからねえ。
なんせ、ローラじゃない人が書いてる!ってのが一番の懸念でしたが、
総じて面白かったです。
どうしてもローラ目線で読んじゃうけどね。
私が初めて小さな家シリーズ読んだのは、10歳くらいだからな。
あの頃は、ローラにどっぷり感情移入し、
どちらかといえば前半の話が好きだったのに対し、
…今はもう、私、30歳ですから。
今、多く読み返すのは『大草原の小さな町』とか『この輝かしき日々』ですねえ。
この新小さな家シリーズは、今だから面白く読めるのかも。
(ま、それにしたって、この話のローラは、
今の私より年下だけど…)
あ。
あと、嬉しかったのが翻訳ですね。
この巻は谷口さん。
次はこだまさん&渡辺さんですよ!
嬉しい!!
私は青い鳥文庫版で育ったので、こだまさん&渡辺さんの訳がやっぱり一番すき。
続いて谷口さん。
(岩波のは…ちょっと、苦手かも…)
新小さな家シリーズは全6巻ですが、この3人がローテして訳していくみたい。
うーん、楽しみ!
著:ロジャー・リー マクブライド/訳:谷口 由美子/講談社(1994)
久々に読書日記などをまとめて。
いつか読もうと思っていた小さな家シリーズ続編。
ローラが書いたのではなく、ローラの娘ローズのその息子さんが著者。
(正しくは養子ですけど…)
ローズが主人公で、ローラはお母さんとして登場。
もちろんお父さんはアルマンゾ。
いやあ…なんか新鮮だなあ。
ローズの話や当時の資料を基にしているとはいえ、
もちろん創作。
はじめは作り話かー…みたいな気分がやや拭えませんでしたが、
考えてみれば、まあ、ローラの書いた話だって、
100%ノンフィクションじゃない訳で。
ま、いいか。面白ければ。と思いましたよ。
今回の巻の内容は、主に『我が家への道』ですね。
ドゥスメットを出てから、オウザークへつくまでの旅です。
あらすじは頭に入ってましたが、
やっぱ、なんせ、登場人物がいちいち新鮮です。
な、慣れないー。
(読み終わる頃には慣れましたけど)
ドゥスメットを出る場面は、やっぱ泣いてしまう。
とうさんが…、バイオリンを渡すとことか(涙)。
ローラはやっぱお父さんっ子だからねえ。
なんせ、ローラじゃない人が書いてる!ってのが一番の懸念でしたが、
総じて面白かったです。
どうしてもローラ目線で読んじゃうけどね。
私が初めて小さな家シリーズ読んだのは、10歳くらいだからな。
あの頃は、ローラにどっぷり感情移入し、
どちらかといえば前半の話が好きだったのに対し、
…今はもう、私、30歳ですから。
今、多く読み返すのは『大草原の小さな町』とか『この輝かしき日々』ですねえ。
この新小さな家シリーズは、今だから面白く読めるのかも。
(ま、それにしたって、この話のローラは、
今の私より年下だけど…)
あ。
あと、嬉しかったのが翻訳ですね。
この巻は谷口さん。
次はこだまさん&渡辺さんですよ!
嬉しい!!
私は青い鳥文庫版で育ったので、こだまさん&渡辺さんの訳がやっぱり一番すき。
続いて谷口さん。
(岩波のは…ちょっと、苦手かも…)
新小さな家シリーズは全6巻ですが、この3人がローテして訳していくみたい。
うーん、楽しみ!
2007年09月22日
バロックの光と闇
高階 秀爾/小学館(2001)
★★★★★☆☆
別にレポートにまったく関係ないけど。
教養の一環としてね…。
バロックだとかロココだとか、
あの辺正直あんまり好きじゃないなあと思ってましたが。
やはりこういう本を通読すると、それなりに興味深い。
わたし、おそらく平均より色々海外行ってると思うけど、
何かアレだなー。
勉強不足で色々見て来たので勿体ない事をしてしまった。
ちゃんと学んでみれば良かった。
実に勿体ない。
別に事前の知識がなくても感動は出来るのだが、
知識があるとまた違った見方も出来るわけで。
そんなこんなで面白い本でした。
恥ずかしながら高階さんの本って初めて読みました。
思うのですが、美術史もちゃんとやると面白い。
大学通ってた頃は…必修だから嫌々とってたけどねー。
(また授業が詰まんないんだ…
延々スライド見させられるだけでさー…)
こう…いい本やいい先生に出会えれば、
何事も面白いのかも知れないね。
食わず嫌いは損だ…。
知ったかぶりも駄目だし、
物事の一面だけを見て「こりゃ駄目だ」と切り捨てるのも勿体ない。
うん…それなりに時間をかけて物事を見ればさ、
何だって学ぶ事はあるし興味深いものだよね。
いろんなとこに行きたくなりました。
絵がみたい。建築が、彫刻がみてみたいです。
人はなぜ、見ることを欲するのかなあ?
★★★★★☆☆
別にレポートにまったく関係ないけど。
教養の一環としてね…。
バロックだとかロココだとか、
あの辺正直あんまり好きじゃないなあと思ってましたが。
やはりこういう本を通読すると、それなりに興味深い。
わたし、おそらく平均より色々海外行ってると思うけど、
何かアレだなー。
勉強不足で色々見て来たので勿体ない事をしてしまった。
ちゃんと学んでみれば良かった。
実に勿体ない。
別に事前の知識がなくても感動は出来るのだが、
知識があるとまた違った見方も出来るわけで。
そんなこんなで面白い本でした。
恥ずかしながら高階さんの本って初めて読みました。
思うのですが、美術史もちゃんとやると面白い。
大学通ってた頃は…必修だから嫌々とってたけどねー。
(また授業が詰まんないんだ…
延々スライド見させられるだけでさー…)
こう…いい本やいい先生に出会えれば、
何事も面白いのかも知れないね。
食わず嫌いは損だ…。
知ったかぶりも駄目だし、
物事の一面だけを見て「こりゃ駄目だ」と切り捨てるのも勿体ない。
うん…それなりに時間をかけて物事を見ればさ、
何だって学ぶ事はあるし興味深いものだよね。
いろんなとこに行きたくなりました。
絵がみたい。建築が、彫刻がみてみたいです。
人はなぜ、見ることを欲するのかなあ?
2007年04月26日
デザインと行く
えー。今週始め久々にヘビィな鬱に襲われましたが。
生きてますよ。地味にそれなりに復活です。
最近読書メモ?をさぼってたのでまとめて更新。
田中一光/白水社(1997)
★★★★★★★
かの田中一光氏のエッセイ集。
すっごい……面白い。
本自体もう10年前のだし、
中身はもっと古いのだけれど、
ちっとも古さを感じさせません。
というよりも、
現在が10年、20年前と変わってないのかも?
少なくとも、いい方向にはあまり変わってないのかも。
変わったのは、
デザインがPCで行われることになったことと、
時代がより閉塞的になった…くらいじゃないのかな。
(夢がないなあ…)
田中一幸がスゴいのか、時代が駄目なのか。
はたまた両方か?
まあ、なんせ面白い本だった。
戦後日本デザインを引っ張って来た方ですから。
やっぱねえ、考えてる。考えてるわ。
今言われている環境のことや、景観のこととか。
消費社会とか、過剰な装飾とか。
そんなの当たり前に考えてるわ。
田中氏は余りに有名すぎて、
むしろ敬遠していたのですが。
印象に残ったのは、まずは見ること。
物事をよく見なさいと。
…うん、そう思う。
でもね、あのう……見方がよく分かんないんですよ。
何をどのように見ればいいんだろう…。
情けないけど正直な所困惑するのです。
でもでも!
やはり見ることだよ。
いいものを見るってのもそうだし、
物事を観察するってのもそう。それは大事。
(大事なのは分かるけど、方法が分かってない。
探るしかないのだ…。頑張れあたし)
見て、そして作るのだよ。
ぼんやり生きていてはイケナイ。
あと、この前も書いたけど、
デザインを苦しい作業にしてはいかんってことかな。
ネタが出ないとか。猛烈にくるしいですが…。
創造の根っこがね、苦しみではいかんです。
創造の過程は苦しくても。
そこで煮詰まると良いものできないですから。
まー、でもこれも難しいんだよねえ。
苦しくなるのはとってもかんたん。
喜びや楽しさは、生きがいいからすぐ逃げる。
その喜びの尻尾を、捕まえておかなくては。
デザイン史の課題で、
一人のデザイナーについてレポート書くんだけど。
田中一光でも良いかなあ…。
予定通りモリスにするか…。
やっぱデザイナーの頭ん中って面白い。
がんばっていきまっしょい!
生きてますよ。地味にそれなりに復活です。
最近読書メモ?をさぼってたのでまとめて更新。
田中一光/白水社(1997)
★★★★★★★
かの田中一光氏のエッセイ集。
すっごい……面白い。
本自体もう10年前のだし、
中身はもっと古いのだけれど、
ちっとも古さを感じさせません。
というよりも、
現在が10年、20年前と変わってないのかも?
少なくとも、いい方向にはあまり変わってないのかも。
変わったのは、
デザインがPCで行われることになったことと、
時代がより閉塞的になった…くらいじゃないのかな。
(夢がないなあ…)
田中一幸がスゴいのか、時代が駄目なのか。
はたまた両方か?
まあ、なんせ面白い本だった。
戦後日本デザインを引っ張って来た方ですから。
やっぱねえ、考えてる。考えてるわ。
今言われている環境のことや、景観のこととか。
消費社会とか、過剰な装飾とか。
そんなの当たり前に考えてるわ。
田中氏は余りに有名すぎて、
むしろ敬遠していたのですが。
印象に残ったのは、まずは見ること。
物事をよく見なさいと。
…うん、そう思う。
でもね、あのう……見方がよく分かんないんですよ。
何をどのように見ればいいんだろう…。
情けないけど正直な所困惑するのです。
でもでも!
やはり見ることだよ。
いいものを見るってのもそうだし、
物事を観察するってのもそう。それは大事。
(大事なのは分かるけど、方法が分かってない。
探るしかないのだ…。頑張れあたし)
見て、そして作るのだよ。
ぼんやり生きていてはイケナイ。
あと、この前も書いたけど、
デザインを苦しい作業にしてはいかんってことかな。
ネタが出ないとか。猛烈にくるしいですが…。
創造の根っこがね、苦しみではいかんです。
創造の過程は苦しくても。
そこで煮詰まると良いものできないですから。
まー、でもこれも難しいんだよねえ。
苦しくなるのはとってもかんたん。
喜びや楽しさは、生きがいいからすぐ逃げる。
その喜びの尻尾を、捕まえておかなくては。
デザイン史の課題で、
一人のデザイナーについてレポート書くんだけど。
田中一光でも良いかなあ…。
予定通りモリスにするか…。
やっぱデザイナーの頭ん中って面白い。
がんばっていきまっしょい!
2007年03月10日
タンタンの冒険旅行19
シドニー行き714便
エルジェ/訳:川口恵子/福音館書店
★★★★★★☆
去年くらいから地味にタンタンシリーズを読破中。
概ね読んだけど、今の所これが一番おもしろい!
オチは…ええ?そうきたか?と思いますが(笑)。
のっけからハドック船長がかわいい。
カレイダスを見て、
5ドル札を帽子に仕込む下りがすっごい好きだ!
勝手に妄想?して、勝手に涙するあたりが(笑)。
(妄想の中のサンドイッチ食べてる
カレイダスがまたカワイイ。
はむはむはむはむ…って)
船長、いいやつだなー。
何度みても笑える。
全体的に笑いの要素が多くて楽しかったな。
気絶したふりしたラスタポプロスに
船長が茨のトゲを刺すとことか。
急降下する飛行機でつばを飲み込んで
「あっなおった」とか言ってる船長とか。
ビーカー教授が急にぶち切れるとことか。
この作品はさすが68年だけあって、
いい意味でエルジェが随分こなれてますねえ。
カメラワークが断然上手くなってる!
ちょうど、同時に
「タンタン ソビエトへ」を借りたもんだから、
余計そう思うのかも。
コマ割りは相変わらずですが、
人物のアップ、効果音の使い方などなど、
本当に変わったなあという感じ。
始まりと終わりもキレイにリンクしてます。
どちらかといえば、
自分は曖昧な線を多用して絵を描き勝ちなので
エルジェみたいな単純な線を描く人がとても好きです。
しかめっつらのスノーウィがむちゃくちゃカワイイ!
少ない線で表情豊かだよねえ。
地味に背景も上手いです。
物語序盤の飛行機でのシーン、
あの背景の雲の描き方は格好いい!
話は変わるけど、
タンタンがハリウッドで映画かされるそうで。
ちょうどタンタンで盛り上がってる時に
そんなニュースを目にしてビックリしました。
偶然だなあ。
ぜひ、うまくやってもらいたいものです。
2007年03月09日
針がとぶ
吉田篤弘/新潮社(2003)
★★★★★★★
この短編集、いいなあ。
かなり好きです。
図書館で借りたけど、その内自分で買いたい。
懐かしく、切ないようなお話でした。
あー、何か作りたい。と思う。
絵なのか本なのか謎ですが。
うーん。
或は、このような生活を作りたい。
何だか色んなことを思い出してしまった。
例えば学生の頃、
どういった絵を描けば良いのか考えていた時に、
結局は新しいものなど作れるわけがないと思い、
変な気分になったりしてたんだけど。
前衛と呼ばれる芸術を見る度に、
何が新しいのか、新奇であればそれで良いのか、
新しいことにしか価値はないのか、
などと考えてもいたんだけど。
斬新さだとか個性をことさらに主張せずとも、
ただそれなりに作っていけばいいのではないか。
などとこの頃は思うわけです。
古くさいと言われても、
それが作りたければ作れば良いわけで。
そのように生きたければそれで良いわけです。
それから、昔から実家にある平凡社の百科事典。
あれを読むのが好き。
19世紀の万国博覧会について、
博覧会とは
「世界を情報化してひとつの場所に集めてみせる」
ことであると書いてあった。
(柏木博『デザインの20世紀』)
百科事典ってのは世界のカタログ化だろう。
とても心惹かれる書物です。
いいよね。
そんなどうでもいいことを考えながら
一気に読んじゃった。
もういっかい読み直そうと思います。
ああ。
心穏やかに暮したい。
★★★★★★★
この短編集、いいなあ。
かなり好きです。
図書館で借りたけど、その内自分で買いたい。
懐かしく、切ないようなお話でした。
あー、何か作りたい。と思う。
絵なのか本なのか謎ですが。
うーん。
或は、このような生活を作りたい。
何だか色んなことを思い出してしまった。
例えば学生の頃、
どういった絵を描けば良いのか考えていた時に、
結局は新しいものなど作れるわけがないと思い、
変な気分になったりしてたんだけど。
前衛と呼ばれる芸術を見る度に、
何が新しいのか、新奇であればそれで良いのか、
新しいことにしか価値はないのか、
などと考えてもいたんだけど。
斬新さだとか個性をことさらに主張せずとも、
ただそれなりに作っていけばいいのではないか。
などとこの頃は思うわけです。
古くさいと言われても、
それが作りたければ作れば良いわけで。
そのように生きたければそれで良いわけです。
それから、昔から実家にある平凡社の百科事典。
あれを読むのが好き。
19世紀の万国博覧会について、
博覧会とは
「世界を情報化してひとつの場所に集めてみせる」
ことであると書いてあった。
(柏木博『デザインの20世紀』)
百科事典ってのは世界のカタログ化だろう。
とても心惹かれる書物です。
いいよね。
そんなどうでもいいことを考えながら
一気に読んじゃった。
もういっかい読み直そうと思います。
ああ。
心穏やかに暮したい。
すぐそこの遠い場所
クラフト・エヴィング商會/晶文社(1998)
★★★★★☆☆
クラフト・エヴィング商會は昔から気になっていて…
やっと読んだ。
私はちくま文庫が結構好きなので、
あのしおりが気になってたのさ。
(あれクラフト・エヴィング商會だよね?)
「シャーロックホームズ全集」も
「内田百間全集」もこの人たちの装丁(のはず)。
古くさくてチョット怪しい雰囲気が好き。
大正っぽいっつうか。
エルンストのコラージュっぽいつうか。
6Hの詩人がいいな。
あと卓球詩人のピングとポング(笑)。
冗談とも真面目ともつかないような、
下らないような奇抜なような、
何ともイイ雰囲気の本でした。
エンデの『鏡の中の鏡』なんかも連想したりして。
(エンデの方が深刻だけど)
こういう編集を私もやりたい。
自分の世界の捉え方をこのように表わしたい。
創作意欲を刺激される本でした。
強いて難を言えば、
この本はちょっと私にはコギレイすぎるかなあ?
本文のフォント、私なら違うの使う。
紙質とか行間の取り方とかね。
写真とか。
ちょっと少女趣味かなあ…、という気がする。
まあ、こういうのは私の趣味の問題でしょうね。
100%趣味が合致するなんてあり得ないからね。
コレはコレで良し、なんだろうな。
概ね楽しかったです。好きです。
2007年03月07日
東京奇譚集
村上春樹/新潮社(2005)
★★★★★☆☆
やっと借りてきました。
文献読むのは遅いけど、好きな本なら速い速い。
個人的に村上春樹は短編の方が好きです。
今回のは短編というか中編というか。
それなりのボリュームだったけど…。
この人は基本的にテーマが一貫しているようなので、
飽きる人は飽きるんだろうけど。
私は好きよ。
村上春樹は嫌い!というひとは、
同じテーマの繰り返しであったり、
生活感のない(金に苦労してなさそうな)登場人物だったり、
突拍子もない設定だったり、
が厭なのかもなぁ。
…なんて、ぼんやり思いながら読んだ。
この本全体を通じて共通するのが、
何かを欠落した人々、ってとこでしょうか。
親しい人を、或は名前を、或は体の一部を失っていること。
まあ、さいきん精読するのがどーも好きじゃないので
あまり深く考えずに感想などを。
「偶然の旅人」
あー、わかるな、こういう感じ。
偶然の一致ってけっこうある。
ほとんどがささやかですぐ忘れちゃうけどさ。
(で、もちろん人に言っても受けない)
歯車がかみあっちゃうことって、時々ある。
まあ、受け取る側の意識の仕方次第なんだと思うけど。
私はエイヤッと乗っかることにしている(笑)。
調律師が言うルールが何となく心に引っかかります。
「ハナレイ・ベイ」
この本の中でいちばん好きだな。
ああいう終わり方は好きです。
人生において、
物事がどこで始まり終わるのかなんて分からない。
救いがないのかも知れないけど、
それでも人生は続くわけで。
「どこであれそれが見つかりそうな場所で」
まあまあ。
あまりピンと来なかったけど、春樹っぽくはある。
最後の台詞は好きですが。
現実の世界。
現実の世界か。
「日々移動する腎臓のかたちをした石」
風が、腎臓のかたちをした石が、
我々を揺さぶるということ。
必要なのは覚悟なのかな。
「品川猿」
猿の出現があまりに突飛で…ちょっとしっくり来なかった。
以上。
他の短編集と比べるとな。やや渋いかなあ…。
ハナレイ・ベイがもっとも印象的でした。
2007年02月16日
ピタゴラ装置DVDブック1
ピタゴラ装置/小学館(2006)
★★★★★★★
カテゴリ、読書というかなんというか。
メインはDVDなんですけどね。
お誕生日にいただきました。ありがとう!うふふー。
内容としましては。
……やばい。ヤバいよコレは。
19分しかないDVDだけど、コマ送り&スロー再生を駆使(笑)。
ついでにブックレットで予習復習。
テレビでたまーにピタゴラスイッチやってると
必ず見ちゃう私だもの。
なんつうの?心躍るっつうか。胸かきむしるというか。
あああーーー、上手いこと作りやがって!
とか、嫉妬?羨望?入り交じる気持ちで見てしまいます。
佐藤雅彦…。悔しいけど好きなんです。
ばざーるでござーるとかね。だんごとかね。
あの辺は見て見ぬ振りしてた。
(密かに好きだったけど。
地味にグッズとか実家にあるけど)
でもさ、ピタゴラスイッチは無理なわけ。
スルーできないわけ。
ピタゴラスイッチはさ…。
10本アニメもフレーミーもアルゴリズム体操も。
伏線がありまくってるわけさ。
Aの動きがBの動きを誘発するのは勿論、
結果としてRとかXとかにまで繋がるの。
あああ、腹立たしい!!
上手くまとめやがって!!
何も考えてないふりして、あっさり難しいことやってやがる!
ちくしょー、ちくしょー。
上手いけど小難しくないのさ。
むしろ、ニヤッと笑えるのさ。
お父さんスイッチとか挟み込みやがって。
アルゴリズム体操を消防署員とかでやりやがって。
面白すぎるっつうの!!
で、ピタゴラ装置…ですよ。
悔しいがカワイイ。
しかも上手い。
解説書読めばね、ああそうか、とか思うの。
(理屈はね。でも難しいと思う)
嫉妬!
「レンゲA」「ロゴカー」「トランポリン」
「プロッター」「バンジー」「カウントダウン」
…と好きなのはキリがありません。
個人的には、けっこう磁石系が好きですね。
磁力って見えないんだもん。
不思議ー。
動きが予見できないしねえ。
(「桃太郎」にも磁石がしこんであるとは。
だからあんなにキレイに閉まるのね…)
物理って正直なところ嫌いですけどね。
なんか…計算たら法則たら難しくて。
よくわからんまま中学卒業し、
高校では選択せず今に至ってる。
でも、こういうのなら物理考えてみたい。
計算したりしてみたい。
その辺にあるものを組み合わせただけで
こんなにスゴいものが作れるなんて…スゴい。
さっきも書いたけど、これまたニヤッと笑える。
一生懸命考えて作ってるんだろうに、
映像から一時も目が離せない緊張感があるのに、
その「一生懸命!」や「超緊張!」の
切迫感や悲壮さがないのです。
むしろ心地よい。
ちょっと笑えちゃう余裕がある。
そういう楽しい緊張感、
心に余裕のある一生懸命さ、
ちょっと引いて自分を客観視できるバランス感、
みたいなものが、私が心引かれる理由なんだろうな。
そーいうものを私も作りたいんだ。
あと、今日見てて思ったけど、
音も良いよね。
単純な(失礼)音楽だけど、あれ重要。
ビー玉とかが転がる・ぶつかる音も軽妙です。
フィニッシュに鐘?が鳴ったりね。
かわいーな。
まあ、長々と書きましたが何せスゴいわ。
これからも地味に繰り返してみること確実だ。
余談。
ピタゴラスイッチの携帯サイトがあります。
現在はiモードのみの対応で、
来週にはau、そのうちソフトバンクも対応予定。
(私はau)
来週になったら…絶対見に行ってやるぜ!
余談2。
ピタゴラスイッチ関連のグッズとかないんですかねー。
ピタとゴラとか。テレビ犬のジョンとか。
絶対買う。あったら買う。
★★★★★★★
カテゴリ、読書というかなんというか。
メインはDVDなんですけどね。
お誕生日にいただきました。ありがとう!うふふー。
内容としましては。
……やばい。ヤバいよコレは。
19分しかないDVDだけど、コマ送り&スロー再生を駆使(笑)。
ついでにブックレットで予習復習。
テレビでたまーにピタゴラスイッチやってると
必ず見ちゃう私だもの。
なんつうの?心躍るっつうか。胸かきむしるというか。
あああーーー、上手いこと作りやがって!
とか、嫉妬?羨望?入り交じる気持ちで見てしまいます。
佐藤雅彦…。悔しいけど好きなんです。
ばざーるでござーるとかね。だんごとかね。
あの辺は見て見ぬ振りしてた。
(密かに好きだったけど。
地味にグッズとか実家にあるけど)
でもさ、ピタゴラスイッチは無理なわけ。
スルーできないわけ。
ピタゴラスイッチはさ…。
10本アニメもフレーミーもアルゴリズム体操も。
伏線がありまくってるわけさ。
Aの動きがBの動きを誘発するのは勿論、
結果としてRとかXとかにまで繋がるの。
あああ、腹立たしい!!
上手くまとめやがって!!
何も考えてないふりして、あっさり難しいことやってやがる!
ちくしょー、ちくしょー。
上手いけど小難しくないのさ。
むしろ、ニヤッと笑えるのさ。
お父さんスイッチとか挟み込みやがって。
アルゴリズム体操を消防署員とかでやりやがって。
面白すぎるっつうの!!
で、ピタゴラ装置…ですよ。
悔しいがカワイイ。
しかも上手い。
解説書読めばね、ああそうか、とか思うの。
(理屈はね。でも難しいと思う)
嫉妬!
「レンゲA」「ロゴカー」「トランポリン」
「プロッター」「バンジー」「カウントダウン」
…と好きなのはキリがありません。
個人的には、けっこう磁石系が好きですね。
磁力って見えないんだもん。
不思議ー。
動きが予見できないしねえ。
(「桃太郎」にも磁石がしこんであるとは。
だからあんなにキレイに閉まるのね…)
物理って正直なところ嫌いですけどね。
なんか…計算たら法則たら難しくて。
よくわからんまま中学卒業し、
高校では選択せず今に至ってる。
でも、こういうのなら物理考えてみたい。
計算したりしてみたい。
その辺にあるものを組み合わせただけで
こんなにスゴいものが作れるなんて…スゴい。
さっきも書いたけど、これまたニヤッと笑える。
一生懸命考えて作ってるんだろうに、
映像から一時も目が離せない緊張感があるのに、
その「一生懸命!」や「超緊張!」の
切迫感や悲壮さがないのです。
むしろ心地よい。
ちょっと笑えちゃう余裕がある。
そういう楽しい緊張感、
心に余裕のある一生懸命さ、
ちょっと引いて自分を客観視できるバランス感、
みたいなものが、私が心引かれる理由なんだろうな。
そーいうものを私も作りたいんだ。
あと、今日見てて思ったけど、
音も良いよね。
単純な(失礼)音楽だけど、あれ重要。
ビー玉とかが転がる・ぶつかる音も軽妙です。
フィニッシュに鐘?が鳴ったりね。
かわいーな。
まあ、長々と書きましたが何せスゴいわ。
これからも地味に繰り返してみること確実だ。
余談。
ピタゴラスイッチの携帯サイトがあります。
現在はiモードのみの対応で、
来週にはau、そのうちソフトバンクも対応予定。
(私はau)
来週になったら…絶対見に行ってやるぜ!
余談2。
ピタゴラスイッチ関連のグッズとかないんですかねー。
ピタとゴラとか。テレビ犬のジョンとか。
絶対買う。あったら買う。
2006年11月18日
月も半ば
……というより、後半に突入なのに。
今月はいっこも記事書いてません。
えーと。忙しい。気がします(言い訳かー)。
いや、読んだ本とかたくさん?あるんだけど。
観た映画も。聴いた音楽も。
さいきんは制作系の課題をやってるので、
1日PCにへばりついてるわけですよ。
目が…限界なのですよ。
今日はハローワークに行ってきました。
気がつくと来週が認定日。
今月1回も行ってなかった。ヤバい。
最近は閲覧だけじゃ駄目なので、
窓口に相談しにいかなくちゃいけないんだけど。
今日の担当の人、あの人に似てた。
温水洋一。ちょっと顔が四角い温水洋一。
私は求人票もって質問しにいったんだけど、
結局、温水氏と雑談をして帰ってきました。
こういっちゃなんですが、
私はこういうシチュエーションが結構得意なのです。
温水氏は自宅でMacG4を使用ということで盛り上がり。
(私もG4だもーん)
温水氏のおじさんも美大卒ということで盛り上がり。
(私も美大卒だもーん)
しかも専攻まで一緒で。
(大学違うけど。私も油彩専攻だもーん)
デザイン業界の残業時間の多さに盛り上がり。
(月に残業100時間なんてもう厭だもーん)
……ちゃんと質問もしたけどね。
なんだかいつになく朗らかな求職活動でした。
来週、も1回なんか求職活動せねば。保険が…。
ああ。もうこんな時間。
今日は図書館で文献借りたので、今から読みます。
『叢書言語の政治 近代芸術の五つのパラドックス』
『モダニストの物言い』
あーー、どっちも…どっちも硬そうだなあ。
ま、頑張ります。
そんなこんなで私は元気です。
今月はいっこも記事書いてません。
えーと。忙しい。気がします(言い訳かー)。
いや、読んだ本とかたくさん?あるんだけど。
観た映画も。聴いた音楽も。
さいきんは制作系の課題をやってるので、
1日PCにへばりついてるわけですよ。
目が…限界なのですよ。
今日はハローワークに行ってきました。
気がつくと来週が認定日。
今月1回も行ってなかった。ヤバい。
最近は閲覧だけじゃ駄目なので、
窓口に相談しにいかなくちゃいけないんだけど。
今日の担当の人、あの人に似てた。
温水洋一。ちょっと顔が四角い温水洋一。
私は求人票もって質問しにいったんだけど、
結局、温水氏と雑談をして帰ってきました。
こういっちゃなんですが、
私はこういうシチュエーションが結構得意なのです。
温水氏は自宅でMacG4を使用ということで盛り上がり。
(私もG4だもーん)
温水氏のおじさんも美大卒ということで盛り上がり。
(私も美大卒だもーん)
しかも専攻まで一緒で。
(大学違うけど。私も油彩専攻だもーん)
デザイン業界の残業時間の多さに盛り上がり。
(月に残業100時間なんてもう厭だもーん)
……ちゃんと質問もしたけどね。
なんだかいつになく朗らかな求職活動でした。
来週、も1回なんか求職活動せねば。保険が…。
ああ。もうこんな時間。
今日は図書館で文献借りたので、今から読みます。
『叢書言語の政治 近代芸術の五つのパラドックス』
『モダニストの物言い』
あーー、どっちも…どっちも硬そうだなあ。
ま、頑張ります。
そんなこんなで私は元気です。
2006年10月15日
百頭女
マックス・エルンスト/訳:巌谷 国士
河出書房新社 (1992)
★★★★★★☆
文献として。
個人的にエルンストは大好きだし、
タイトルのヤバさもあっていつかは読みたかった本。
おもしろい。これ欲しー。文庫版買おうかしら。
コラージュ集なんだけど一応は小説(だよね?)。
通して読むと筋らしきものがある。
澁澤龍彦が言っていたように、
シュルレアリスムというのは
世界の創造ではなく錬金術なんですねえ。
引用と焼き直し。
その辺がよーくわかる。
もちろん、ひとつの世界観を創造してはいるんだけれども、
それは創造というよりも発見に近いかもしれない。
先日、竹橋の近代美術館でやってた
モダン・パラダイス展を観に行ったんだけども。
もう…というかずっと前から
「日の下に新しきものはなし」なのかもしれない。
モダニズムというのが「新しいこと」に価値を置き、
ひたすら差異化を目指して進んで来たんだとするならば。
それにも関わらず、
新しいものなんて既に存在しないとするならば。
結局、今の私たちに出来ることは錬金術だけかもしれない。
(金がつくれるかどうかすら怪しい錬金術だけど)
エルンストが行き着いたコラージュという手法は、
そういう意味で、モダニズムに対する一つの回答なのかもなあ。
…とかいいつつも。
そんな難しいことを考えずとも面白い本です。
正直、笑っちゃう場面多数。軽いギャグマンガです。
(しかし笑いってものも一種のディペンズマンだとすると?)
個人的には、出だしの処女懐胎あたりが好きです。
失敗し過ぎ(笑)。
手元に置いておきたい本です。
河出書房新社 (1992)
★★★★★★☆
文献として。
個人的にエルンストは大好きだし、
タイトルのヤバさもあっていつかは読みたかった本。
おもしろい。これ欲しー。文庫版買おうかしら。
コラージュ集なんだけど一応は小説(だよね?)。
通して読むと筋らしきものがある。
澁澤龍彦が言っていたように、
シュルレアリスムというのは
世界の創造ではなく錬金術なんですねえ。
引用と焼き直し。
その辺がよーくわかる。
もちろん、ひとつの世界観を創造してはいるんだけれども、
それは創造というよりも発見に近いかもしれない。
先日、竹橋の近代美術館でやってた
モダン・パラダイス展を観に行ったんだけども。
もう…というかずっと前から
「日の下に新しきものはなし」なのかもしれない。
モダニズムというのが「新しいこと」に価値を置き、
ひたすら差異化を目指して進んで来たんだとするならば。
それにも関わらず、
新しいものなんて既に存在しないとするならば。
結局、今の私たちに出来ることは錬金術だけかもしれない。
(金がつくれるかどうかすら怪しい錬金術だけど)
エルンストが行き着いたコラージュという手法は、
そういう意味で、モダニズムに対する一つの回答なのかもなあ。
…とかいいつつも。
そんな難しいことを考えずとも面白い本です。
正直、笑っちゃう場面多数。軽いギャグマンガです。
(しかし笑いってものも一種のディペンズマンだとすると?)
個人的には、出だしの処女懐胎あたりが好きです。
失敗し過ぎ(笑)。
手元に置いておきたい本です。
2006年09月13日
隣りの女
向田邦子/文春文庫(1984)
★★★★★★☆
向田邦子読むの久しぶりです。
『思い出トランプ』と『父の詫び状』しか読んだことなかったけど。
この人の文章は臭いとか重みとか汗とか、
そういう…けっこう人間臭いしがらみを常々感じます。
なんというか肉感的。
地に足をつけた人間である一方、
逆に言えばそこから飛び立てない人間の姿、みたいなさ。
全体を通して感じたのが、
Life gose on.
映画『21g』のキーだった言葉ですが、
この本もそうかなあ…って気がしました。
作中で物事がそりゃもう色々あるのですが、
でもそれと平行して日常がただただ続いていく感じ。
我が事であれ他人事であれ人生は続いていく。
あとはあれだな…業というか何というか。
女…こわい。
いや男もだから、ええと、人間こわい…。
好きだけど嫌い。
好きだけど疎ましい。
憎いけど好き。
そーいう業。
そういうのからは逃げられない息苦しさ。
重苦しくて暑苦しくて息が詰まる。
でもこういう作品がまた嫌いじゃないから困る。
いちばん好きなのは「胡桃の部屋」かな?
桃子にとっては悲劇的だけど、
すっごい腹立つんだけど、
もう笑ってしまうしかないというか。
「幸福」で素子と八木沢が喋るシーンも好きです。
精一杯笑ってみせた、ってとこ。
「下駄」は普通かな。
「春が来た」も哀しくもおかしい。
風見がなー。最後の場面でやたらサッパリしちゃって。
あーそうだよそうなんだよ、と思う。
「隣りの女」…エロい。そーか桃井かおりか…。
ニューヨークってのはちょっと時代がかってて、
何だかなーという気がしないでもないけど。
サチ子の色恋よりも峰子の独白の方が切ない。
悪い人にもなりきれない峰子が好きだな。
旦那に金のことは言わないのよー、何てシンドイ人なんだ。
見てて苦しい。
でもまあ、峰子もたくましく生きてくんだろうけどさ。
全体的にいい作品ぞろいでした。
また何か読もうっとー。
★★★★★★☆
向田邦子読むの久しぶりです。
『思い出トランプ』と『父の詫び状』しか読んだことなかったけど。
この人の文章は臭いとか重みとか汗とか、
そういう…けっこう人間臭いしがらみを常々感じます。
なんというか肉感的。
地に足をつけた人間である一方、
逆に言えばそこから飛び立てない人間の姿、みたいなさ。
全体を通して感じたのが、
Life gose on.
映画『21g』のキーだった言葉ですが、
この本もそうかなあ…って気がしました。
作中で物事がそりゃもう色々あるのですが、
でもそれと平行して日常がただただ続いていく感じ。
我が事であれ他人事であれ人生は続いていく。
あとはあれだな…業というか何というか。
女…こわい。
いや男もだから、ええと、人間こわい…。
好きだけど嫌い。
好きだけど疎ましい。
憎いけど好き。
そーいう業。
そういうのからは逃げられない息苦しさ。
重苦しくて暑苦しくて息が詰まる。
でもこういう作品がまた嫌いじゃないから困る。
いちばん好きなのは「胡桃の部屋」かな?
桃子にとっては悲劇的だけど、
すっごい腹立つんだけど、
もう笑ってしまうしかないというか。
「幸福」で素子と八木沢が喋るシーンも好きです。
精一杯笑ってみせた、ってとこ。
「下駄」は普通かな。
「春が来た」も哀しくもおかしい。
風見がなー。最後の場面でやたらサッパリしちゃって。
あーそうだよそうなんだよ、と思う。
「隣りの女」…エロい。そーか桃井かおりか…。
ニューヨークってのはちょっと時代がかってて、
何だかなーという気がしないでもないけど。
サチ子の色恋よりも峰子の独白の方が切ない。
悪い人にもなりきれない峰子が好きだな。
旦那に金のことは言わないのよー、何てシンドイ人なんだ。
見てて苦しい。
でもまあ、峰子もたくましく生きてくんだろうけどさ。
全体的にいい作品ぞろいでした。
また何か読もうっとー。
2006年09月07日
大正時代の身の上相談
カタログハウス編/ちくま文庫(2002)
★★★★☆☆☆
どーでもいい(失礼)本が読みたくなって
数ヶ月前に読みました。
大正時代の新聞に投稿されたお悩み相談と
その回答をあつめた…
まあ、その、愚にもつかない本です。
正直、野次馬根性丸出しですが、
あの時代特有の生真面目さとノンビリさが相まって、
笑っちゃ悪いが笑っちゃう呑気な本です。
個人的には
「ミカンを二十個一度に食べる夫」の話が好き。
ミカンの食べ過ぎを心配してわざわざ新聞に投稿する女性も、
旦那にリンゴも勧めてご覧なさいなどと答える記者も、
今から見ればどっかずれてて笑える。
毒にも薬にもなんないけど、
なんか面白い本だった。大正時代って好きだし、私。
お風呂の中とかにもってこい。
★★★★☆☆☆
どーでもいい(失礼)本が読みたくなって
数ヶ月前に読みました。
大正時代の新聞に投稿されたお悩み相談と
その回答をあつめた…
まあ、その、愚にもつかない本です。
正直、野次馬根性丸出しですが、
あの時代特有の生真面目さとノンビリさが相まって、
笑っちゃ悪いが笑っちゃう呑気な本です。
個人的には
「ミカンを二十個一度に食べる夫」の話が好き。
ミカンの食べ過ぎを心配してわざわざ新聞に投稿する女性も、
旦那にリンゴも勧めてご覧なさいなどと答える記者も、
今から見ればどっかずれてて笑える。
毒にも薬にもなんないけど、
なんか面白い本だった。大正時代って好きだし、私。
お風呂の中とかにもってこい。
2006年08月19日
REVOLUTION No.3
金城一紀/講談社(2001)
★★★★★☆☆
馬鹿らしくも楽しき日々、といった感じかな?
とっても読みやすいので1時間くらいで読破できる。
いい意味で馬鹿で嫌いじゃないです。
と同時に、良くも悪くもオトコノコの小説かなあ。
昔の少年漫画みたいなさ。
そーいうのが時々鼻につく。けど、総じて面白い。
青臭いといえばそれまでなんだろうけど、
こういう高校生活はうらやましい。
高校…大学、もっと一生懸命やっときゃよかった。
(それなりにやったと思うけど、
何か方向性を見誤ってた気がしちゃうなあ)
後悔しても始んないから、まあ、それなりにやってくけどね。
★★★★★☆☆
馬鹿らしくも楽しき日々、といった感じかな?
とっても読みやすいので1時間くらいで読破できる。
いい意味で馬鹿で嫌いじゃないです。
と同時に、良くも悪くもオトコノコの小説かなあ。
昔の少年漫画みたいなさ。
そーいうのが時々鼻につく。けど、総じて面白い。
青臭いといえばそれまでなんだろうけど、
こういう高校生活はうらやましい。
高校…大学、もっと一生懸命やっときゃよかった。
(それなりにやったと思うけど、
何か方向性を見誤ってた気がしちゃうなあ)
後悔しても始んないから、まあ、それなりにやってくけどね。
2006年06月27日
蠅の王
訳:平井正穂/新潮文庫(1975)
★★★★★☆☆
読んでしまった…。うーん。
読む前から「絶対暗くなる本」と思っていたが、予想に違わず暗くなった。
面白いんだけど。で、読んだらいいと思うんだけど。
なんというか。あとは、沈黙。
でも黙っちゃうと、まあ、感想書けないのであえて書きますが。
設定は未来ということですが、その辺は全く感じません。
未来だろうが過去だろうが西洋だろうが東洋だろうが関係なさそう。
こういう極限的な話になってくると、何かと神が持ち出されたりしますが、この作中にはたぶん「神」という単語はでてこない。
神ではなく、タイトル通り「蠅の王」がいる世界。
なんていうか、いわゆるキリスト教的な「神」を頂点とする世界観じゃないんだな。
ちゃんと読んだことがないんだけれども、
ギリシア悲劇に似た空気を感じます。
神ではなく、運命が人々を支配する世界。なのかも。
蠅の王は聖書にもでてくるし、宗教的などうこう、といわれるのかもしれないけど。
あんまり…宗教的な臭いは感じませんでした。
話としては、正直なところある程度予測可能な話ではある。
古典的です。
でもだからといって、善悪だのモラルだの、プロトタイプ化して読むのは違うかなあ…。
蠅の王は至る所に存在するわけですよ。
そんなの信じられない、という人こそが信じられない。
こわいね。



